時折り、吐きたくなるような自己嫌悪に陥る時がある。
今がまさにその時で、そう言う時は大抵脳内で仮想敵を作って文句を並べている。
仮想敵は大抵、自分と反対意見を持つモノである。
Twitterが嫌いとか怖いとか、流行りのアニメに対して不満を言うとか、文句は言うけど自分からは何もしないとか、そんな感じ。
で、それをググる。 例えば「文句ばかり言う人」みたいに。
そうすると、「文句ばかり言う人」に対して同じような意見を持った人の書いた記事が見つかる。それを読む。 あぁ、自分と同じじゃないか、と思う。
次にそれと反対意見をググる。この例で言うと「文句を言わない人」となるだろうか。
すると後からググった意見の方が魅力的に思えてくる。そうして考えるのだ。「あれ?この"文句ばっかり言ってる"のって自分じゃね?」と。
その繰り返し。
正直、脳内の仮想敵にいくら文句をぶつけた所でストレスが解消されることもないし、なんなら溜まっていく一方だし、いいことは一つもない。
それを止めるのに一番手っ取り早いのがこうして文章としてアウトプットすることである。 なんか、文章を書いていると冷静になって「自分何してんだろ…寝よ」となる。
今日はもう寝ることにする。
それにしてもこの、脳内の仮想敵と戦う現象に誰か名前をつけて欲しい。 多分こういうの自分だけじゃないし、なんならインターネットには始終仮想敵相手にシャドウボクシングしてる人を見かけるし。 自分の場合はググって終わりなだけまだマシかもしれない。
人は自分より下を見て安心するものだ… そう考えるとまた自己嫌悪に陥ってきた。さっさと寝ることにする。