ペン一本と、メモ帳

好きなものを好きなだけ

仕事について考えていることのメモと今年の目標

いつの間にか春になろうとしている。筆者はまだ冬を満喫していなかった気がするのだが、どうやら引きこもっていた間に終わったらしい。 さて、ちょっとした病み期を過ぎていまは仕事に夢中の時期である。前にやっていた作業が一段落して、次の段階に入ったのが原因な気がする。新しいものはいつだって楽しいのだ。

今の職場はフルリモート。一人暮らしで、仕事も一人でもくもくと作業をすることが多いのでほぼ人と喋らない生活をしている。 他人と会話するという最もストレスになる部分を大幅に省略できている今の環境は大変素晴らしい。ちょっと運動不足は心配だが、暖かくなってきたので散歩にでも行こうかと考えている。

ふと一年ほど前に働いていた会社のことを考える。前職で一番嫌だったのは、興味がなく仕事にも直結しなさそうな資格を取ることを強要されたことである。筆者は興味のないことにはかなりポンコツなので、試験に二度落ちてもうやる気が無くなったのだった。結局資格は取らずに辞めたけど、今思ってもどうでもいいものだった。 それと、仕事のやり方を細かく指示されるのも合わなかった気がする。人によっては、マニュアルはしっかりあったほうがいいとか、適宜指示を出してもらったほうがやりやすいとかあるだろうが、筆者は放っておいてもらうのが一番やりやすいのであった(過去の経験より)。だが前職ではそういう仕事のやり方は好まれなかったので、評価を最低まで下げて辞めた。

一方いまの会社では何もしてないのに若干昇給したし、ソロプレイも存分に許容されている(というかチームメンバーが全員ソロプレイ派)ので、なんというか空いていた穴にうまくハマった感じだと勝手に思っている。 今の仕事はマニュアルもないし先例もほぼ見かけない。自分でやり方を模索しながら進めるタイプのもので、ある意味クリエイティブといえばクリエイティブだし、泥臭いといえばそうで、自分しかその仕事をしている人がいないので、自分が手を動かさなければ何にもならないのである。ある意味究極の成果主義の形といえる。

実質的な上司がいないのも大きいかもしれない。一応、組織上の上司はいるのだが業務に必要なもろもろを承認してもらうためにいるくらいの感覚だし、仕事で直接関わることがほぼない。 「これを実現するためにこんな感じで進めようと思ってます」「今この辺です」などと報告するくらいのものである。いやー、楽だなぁ。上司のいない職場。

これは直接業務に関係あるかわからないが、会社のことが好きでも嫌いでもない、という距離感なのも良かったと思う。入社前は一切眼中になかったし、でも社名と有名な製品くらいは知っていたし、そして入社してからは割と興味を持って調べるようになった。広告をみかけると「お」と思う程度には、今は興味がある。でもめちゃくちゃファンではない。そんな距離感。

「好きすぎるものは仕事にしないほうがいい」という人もいるが、まさにそうだと思う。何事もほどほどが良いのだ。

そして今年の目標だが、「引っ越しをする」である。あるいは「引っ越しの準備をする」でもいいかもしれない。 ちょっと今の場所に長く住みすぎたので気分転換と、念の為会社へのアクセスがしやすい場所に行きたいという気持ちがある。一番大きいのは気分転換だ。正直に言うと、今の場所には飽きたのである。飽きたら引っ越せるのが賃貸のいいところだが、引っ越し資金を貯めないといけないのでちょっと時間が必要。そんなかんじ。

久しぶりに長文を書いたが、なんだか頭がスッキリした気がする。社会人人生とともに続けてきたこのブログだが、人生の備忘録として時々書こうかなと思っている。