ペン一本と、メモ帳

好きなものを好きなだけ

オンライン飲み会がつらい

先日会社の人たちとのオンライン飲み会に参加してきた。 自分は飲み会が嫌いだが入社して日が浅いため、どんな人がいるのか知っておこうと思い参加したのだが、思った以上に苦行だった。せっかくなので何がつらかったのか書いておこうと思う。

世の中にはオンライン飲み会を推奨する記事が多いが、本記事では逆に「オンライン飲み会しんどくね?」ということを書いていく。


会社の人の家庭を垣間見るのがつらい

これは飲み会に限らず在宅勤務あるあるだと思うのだが、カメラにペットが乱入したり子どもたちが写り込んできたりする。そのたびに「かわいいですねー」「なごみますねー」と言わなければならない。

……いや。言わなければならないというのは完全に嘘なのだが、場の空気を悪くしないためにその発言は必要なのだ。オンライン飲み会でも空気を読まなければならない。つらい。

筆者はたびたび反出生主義を主張している通り、子どもには興味がなく、また動物は好きだがペットはかわいそうという理由で飼えない。そんなわけで他人の家のペットや家族などの家庭事情が映り込むオンライン飲み会をしていると、それに対して作り笑顔で褒めそやす自分に嫌気がさしてくる。

別にオンラインに限った話ではなくて、例えば子どもが生まれたばかりの人がいる飲み会だったらお子さんの写真を見せてきたりするかもしれない。そういうものに興味が無くとも見せられれば反応せざるを得ない。上司がパパやってるとこなんか見たくねぇんだよ……!という個人的な叫びを記述しておきたい。

自分の顔を見続けるのがつらい

自分がちゃんとカメラに写っているか確認するため、結果的に自分の顔を視界にいれながら酒を飲むという行為がよろしくない。そもそもカメラが嫌いである。部屋が映り込むのも良くない。部屋の映り込みはバーチャル背景を使えば回避できるが、アバターを使うとめっちゃいじられるということがわかったので使いたくないし、目立ちたくない。カメラをオフにしたこともあるが、空気の読めない人のようになってしまったのでやめた。常にカメラに映るように意識するので、椅子に座った状態から動きづらいのもつらい。

ということでカメラありのオンライン飲み会は苦行である。

自宅にいるのに飲み会の雰囲気が味わえるオンライン飲み会は苦行

体は自宅にいるのに、空気は完全に会社の飲み会。そんなオンライン飲み会が苦痛、という話であった。

補足しておくが、筆者は日頃友人たちとボイチャのみのオンライン飲み会を開催しており、非常に気楽なので全てのオンライン飲み会が嫌というわけではない。こちらの飲み会はdiscordを使っており、いつ入っても出てもOKという超絶ゆるい設定なのでとてもよい。Zoomはその性質上、ホストが部屋を立てないと参加できないので若干ハードルが上がる気がする。こればかりは好みの問題かもしれない。

ということで、飲み会は気のおけない仲間たちとやるものであって、会社でやるものではないな…という結論に至った。 筆者は今後、職場でオンライン飲み会が開催されても欠席するだろう……。