ペン一本と、メモ帳

好きなものを好きなだけ

ジェンダーレス香水

最近、香水にハマっている。というか香りアイテムにハマっていて、その一つとして香水をつけるようになった。いや、以前から着けてはいたのだが、気が向いたときにたまに着ける程度だった。前は職場に香水が強烈な人がいて気分が悪くなったこともあって仕事をしていたときは着けなかったのだが、最近は着けるようになった。

いくつか香水を買って、自分の好きな香りの傾向がわかってきた。どれもユニセックスに使えるXジェンダー向けな香水だと思うので紹介しておこうと思う。

AUX PARADISのSavon

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※画像は公式サイトから

オゥパラディと読みます。国産の香水で、一番小さいサイズで3000円以下というお手頃なのが良い。小さい瓶をいつもかばんに入れて持ち歩きようにしています。飲み会の帰りとかにお酒とタバコのニオイを打ち消すために着けたり。

国産だけあって香りがそんなに強くないけれど、そこが使いやすいと思う。サボンは石鹸とラベンダーの香りで、男性向けと店頭のポップには記載されていた。でも、年齢性別問わずに使える香りだと思う。男友達にも「いい匂い」と言われたので香水苦手な人でも大丈夫な香りだと思う。香りが強すぎないので、香水初心者にもおすすめできる。

CHANELのCHANCE

香水といえばシャネル、みたいなイメージがある(勝手に)。

シャネルのチャンスには4種類あって、その中の「オー フレッシュ」という緑色のが個人的に一番好きだったので購入した。これも一部の口コミサイトでは「男性向け」と書かれることもあるほど爽やか系である。でも一応女性用として売っている。瓶もシンプルで緑色で可愛すぎない、クールなイメージである。

「チャンス」という名前も気に入っているし、香りもとてもいい。チャンスの4種類の中では一番爽やかでユニセックスなのがオーフレッシュだ。

おフランス製なので国産香水よりも香りは強め。腕に着けると強すぎると思うので、個人的には足首に着けるのがおすすめ。というかシャネルのBAさんにそう言われたのでずっと足首に着けている。座ったときにふと香る程度なので、香害になることもないだろう。

値段は一番小さいのでも9000円ほどと安くはないが、国産より香りが長時間持続するのがいいところなので出かける前とかに着けている。「チャンスを身にまとう」という感じがなんかお守りっぽくて良い。


以上、Xジェンダー向け香水でした。ジェンダーレスというかユニセックスというか。まぁようするに性別関係なく使えますよ、ということなのでどっちでもいいと個人的には思う。Aセク的には、香水はアピールよりも「自分が癒やされたい」から着けるものなので周りに害を与えない程度に見に付けたいと思う次第である。

ピアス開けても運勢は変わらないけど気分は変わる

またピアスの話でも書こうと思う。最近開けたばかりでテンションが上がっているので。

「ピアスを開けると運勢が〜」とか「風水が〜」みたいな話をたまに目にするが、もう何度か開けている人間から言わせてもらうと「ピアス程度で何も変わらない」のである。でも気分は変わる。

初めて片耳に開けたときは、それまで全くアクセサリーの類に興味がなかったのにお店でピアスを見るようになった。両耳に開けたあとは、それまで着けていたおもちゃみたいなピアスから、本格的な「ジュエリー」と呼べる物に興味が出てきた。やはり両耳に空いていると着けられるピアスの種類も増えていい。鏡を見るのは嫌いだが、ピアスを着けているときだと気になってよく鏡を見るようになった。その結果、メイクとか髪型とかちゃんとしようと思えるようにもなった。

アクセサリーの中ではピアスが一番好きだ。目立たないし、(こぶりなものなら)邪魔にならないのでいつでも着けていられる。本格的に宝石や金を使ったものを買ったときは大人になった気がした。

軟骨を開けたときはかなり勇気が必要だったものの「これを乗り越えたら日常のストレスなんて些細なものになる気がする」という気分になった。実際のところ、毎日継続してやってくるストレスと一時的に痛いだけのピアスでは全然違うのだが、それはまぁ別の話なので割愛する。

こういう気分の変化を「運勢」の変化と呼ぶなら、たしかにピアスで運勢は変わるのだろう。でも開けただけで変わるわけではない。継続して手入れしてホールを維持する必要がある。定期的にジュエリーショップで新しいピアスを買うようになるのでお金もかかる。もちろん、安いピアスもあるけれど、ある程度値がはるもののほうが自分のテンションも上がるし「○○円したものなんだからそれに見合った人になろう」と努力するようになるのだと思う。

今まで買った一番高いピアスは、humというブランドのK18で出来た小さいフープピアスだ。キャッチがないので落としたりする心配がないし、着けていても引っかかることがない。金色のマットな輝きがシンプルでどこに着けていってもいい。一番お気に入りでもある。買ったときは高いなと思ったけど、誕生日の記念にと買ったものだし今ではそれを普段使っている自分が誇らしいと思うようになったものだ。自然と、自信も持てるようになってきて、顔を上げて歩けるようになった。

ピアスにはそのくらいの効果があるのだ(個人差があります)

別にこれがネックレスでもイヤリングでもいいのかもしれない。けれど耳に穴をあけるピアスはやっぱり重みが違うと思う。着けないとみっともないので何も着けずに出かけるという選択肢がなくなる。それなりに見た目に気を使うようになる。

だからこそ周りに流されてノリで、というよりは確固たる覚悟と決意を持って開けるのが、運勢を変えるコツなのかもしれないと思った。

病院とスタジオでピアスを開けるときの違い

半年ほど前に開けたばかりなのだが、なんやかんやあってもう一度軟骨に開ける機会があった。 前回は病院で開けたのだが、今回はピアススタジオで開けることにした。ピアススタジオというのはピアスの専門店である。耳以外にも全身にピアスとタトゥーが入った店員さんが開けてくれる。せっかくなので、病院で開けたときとの比較を書いておこうと思う。

スタジオの店員さんのほうが開けるのになれてる

タトゥー入れまくりピアス開けまくりで、見た目やばい人なんですけどめっちゃいい人でした。開けたい位置や、将来着けたいピアスのイメージを伝えると「ここがいいかな」とマーキングしてくれて、位置確認してから丁寧に開けてくれました。病院だと自分で位置やらピアスの種類を全部決めないといけないので、なので本当にこれでいいのか不安だった。ピアススタジオの店員さんはピアスの専門家なので、おすすめの位置とか角度を丁寧に説明してくれます。ピアスは見た目だけ選んで、サイズなんかはおまかせでした。多分耳のサイズとか見て適切なのを選んでくれています。この辺、大きな違いだと思った。

麻酔いらない

病院で開けたときは麻酔つきだったのですが、正直麻酔注射のほうが痛かったです。ピアススタジオでは当然麻酔無しなのですが、店員さんのやり方が上手いのか開けた麻酔の痛みより少なかったです(個人差があります)
もちろん、麻酔なしだと開けた後しばらくたってから痛くなるので鎮痛剤を携帯してから行くことをおすすめします。私は頭痛用の痛み止めがあるのでそれを飲みました。

ピアスの種類が豊富

ピアススタジオではピアスも販売しているので、種類が豊富でした。シンプルなものからカラーストーンがついているもの、18金の高級なものまで。病院ではケチってシンプルな金属だけのにしたのですが、今回はストーン付きのものにしました。ファーストピアスは半年くらい着けていないといけないので、どうせなら気に入ったヤツのほうがいいと思って。

ピアススタジオは自己責任

病院だと、麻酔や金属のアレルギーについてかなり詳細に確認されました。ピアススタジオでは私がすでにピアスを開けているのを見たからか、アレルギーについては特に何も聞かれませんでした。

スタジオでは薬の処方はない

病院で開けたときは、化膿止めの軟膏をもらったのですがピアススタジオでは洗い方などを説明してくれる以外何もありません。とは言っても本来ピアスには消毒も薬も不要なものなので、何もなくてもいいのかもしれません。しかし、ピアス自体開けるのが初めてで…という人にはやはり病院をおすすめしたい。アフターケアもしてくれるし、悪化したら薬も出してくれるので。

スタジオの人のほうがうまい

病院では医師が開けてくれますが、ピアス専門ではないのであんまりうまくない…というか、これも人によると思うのですが病院で開けたときは若干斜めになったんですね。ピアススタジオの店員さんはもちろんピアス開け専門なのでめっちゃうまいです。よく見える角度、位置なんかも知り尽くしていてまっすぐきれいに開けてくれました。この点で、病院よりもスタジオで開けることを推奨している人の意見に納得できました。

病院のほうが抵抗はすくない

病院は普通の皮膚科とか整形外科だと思いますが、ピアススタジオは街のオフィスビルの一角に入っていて、所見だとすごく入るのに勇気がいります。しかも店員さんもピアスだらけなので「普通の人間が入っていい場所なのか…?」と一瞬不安になります。でも、開けるのは間違いなくスタジオの人のほうがうまい。これは両方経験したから言えることですね。

結局どっちがいいんだよ?

すでにピアスを開けた経験があって、アレルギーがなくて、近くにピアススタジオがあるならそちらがいいと思います。鎮痛剤は持っていけ!