アウトプット強化願望と夏のノスタルジー
最近、あまり文章がかけなくなっている。原因は考えすぎていることで、たとえば「こういうことを書くのはよくないかもしれない」「もっとこういう表現をしたほうが…」などと出力する前に自分で制限をしてしまっているのである。ではどうすべきかというと、やっぱり書くしかないのでこうして記事を書いている。とりあえず思ったままに手を動かす練習をするのが一番早くて確実で、まずは手始めにブログの更新頻度でも上げようかと考えているところ。
近況。ここ2年でだいぶ体重が増えてしまったので、出かけることが億劫になった。逆かもしれない。とにかく、今年に入るまであまりメンタルの状態が良くなかった。ほとんど部屋に籠もっていたが、それでも仕事ができる世の中なのはありがたい。最近ようやく、仕事以外に何かをしようという気分になって、髪を切りにいったりコスメを買ったりしたが、服はどうしても買う気にならない。やっぱり体系が気になる。目下色々ある問題は、とりあえずこれを解決しないと何も手につかないんだろうなと思い、とりあえず週末の散歩から始めた。以前は仕事帰りとか、休みの日は暇があれば散歩していたのだが、いつの間にかそれも億劫になっていたことに気がついた。
思い出と自分語り。昔は、仕事が早く終わったときには二駅ほど歩いて帰るのが楽しみだった。筆者は昔SESの会社で働いていて、数ヶ月単位で職場が変わることがよくあった。気に入っていたのは人形町、それと御茶の水。人形町から秋葉原まで歩くことはよくあった。途中にわざわざ馬喰町に寄り道して帰ったりしたものだ。馬喰町は古き良きオフィス街といった感じで、こじんまりした建物が並んでいる。帰宅する頃もまだ働いている人がいたり、明かりの灯るおしゃれな飲食店が並んでいて心惹かれたものだ。でも、立ち寄ったことは一度もなかった。そこは自分の居場所ではなくあくまで通りすがりに眺める景色だった。御茶の水から秋葉原間は乗り換えついでに一駅歩いていたが、夏の日の長い時期は、早く帰宅すると聖橋の上から四谷方面に沈む夕日が見えるのだった。
下の写真はそのときのものだ。あんなに毎日のように見ていたのに、これしか写真がない。いや、毎日見ていたから写真を撮るという意識がなかったのかもしれない。当時はあまりに日常過ぎた景色だったが、今思うと若干ノスタルジーなのだった。別に今でも見に行こうと思えば見れるはずなのに。暗すぎてあまり良い写真ではないかもしれないけれど、この時期のこの時間のこの空の色と、街灯やヘッドライトがとても気に入った記憶がある。
回想終わり。とにかく、あれほど歩いていた頃に比べたら今は全然運動していないに等しいので、そりゃ体重も増えるよなぁと自分を慰めている。去年まで鏡を見るのもしんどかったし、人に会うのも嫌だったが最近は少しマシになっているのでまぁ、徐々に解決していこうという気持ち、に最近ようやくなってきたところである。ちょっとリアルな話になりすぎてしまったが、あまり肩ひじを貼っていると全然書けないのでこのくらいがちょうどいいのかもしれない。何事も、変化するものなので。