ペン一本と、メモ帳

好きなものを好きなだけ

連休の過ごし方

やらなければいけないことはたくさんある。 たとえば、試着せずに30%OFFで買ったパンツの裾上げをしなくてはならないとか、Amazonで注文した荷物を受け取らないといけないとか、床に積んである本に蜘蛛の巣が張られていたので掃除しなくてはならないとか、その程度のものであるのだがとにかくやる気が出ない。先月買ったゲームも積んだままだ。多分、TheCrew2は、あのままハードディスクのデプリとして数ヶ月存在したあとにわたしによって消される運命なのだ。

世間では三連休であり、当然わたしも三連休であったのだが、まともに活動した日は家事や買い物をした1日だけであとはずっとごろごろしていた。というのも持病の偏頭痛が酷くて寝ていた。前回の通院で医者に文句を言われつつも無理して出してもらった高い偏頭痛薬がまともに効かなかったので凹んでいる。もう飲まねーよ!

というわけでやるべきことを放置しつつ、連休は平日の睡眠不足を補うために使っていたわけだが特に後悔もしていない。できないものは仕方がない。しかも、連休中にあれだけ寝たにも関わらず、平日になると不眠症が発動してまともに寝ることもできないのだから人生やってられない。夜中に目が覚めるときはたいてい夢を見ている途中で、夢に出てくる場所は以前に見た夢のつづきだったりする。切り立った崖の上に建っている不気味な寺院、細かい間取りが違う実家に似た家、夢で何度も来たことがある実在しない街。夢は徐々に薄れてそのうち現実に戻ってくる。Google Homeに時間を尋ねる。「4時20分です」

今まで電車に乗っていて寝たことはなかったのだが、最近はあまりの寝不足のため電車の中でウトウトすることがある。この前は帰宅途中で寝てしまって終点まで行って折り返す羽目になった。気がついたらそこは浅草。今の浅草は外国人ばかりだ。あそこだけ別の国かもしれない。別の国まで行って折り返してきた。時間のムダであまりにも情けなかったのだが、その話をする人がいないのでこうしてブログで書くくらいしかできない。

話は変わるが最近、インスタグラムで知り合いができた。インスタはリア充のためのサービスだと思っていて、自分はどちらかと言うとツイッターユーザータイプだと思っていたのだが、使いもせずに文句をいうのはエンジニアとしていかがなものかと思ったので一応利用している。アップしているのはしょーもない写真ばかりだが、たまにいいねやコメントを貰えるのでお手軽に承認欲求が満たされる気軽なサービスだということが分かってきた。私は特に承認欲求もないのだが、いいねをもらって悪い気分にはならない。

インスタはツイッターより気楽なのだ。写真である程度年代と性別がわかるのだから、コメントをするのもいいねをつけるのも気楽だ。コメントを貰った写真は、以前に購入したしょーもない品物を撮ったものだったのだが、「おなじの持ってますよ」というコメントをいただいたのだ。同世代、同じ性別、同じモノを持っている。写真一枚でこのくらいの共通点がわかればコメントもしやすいのだろう。そのあたりがツイッターとの違いなのかもしれない。ツイッターは一つのつぶやきだけで相手の性別や年齢まで判別することは難しいが、インスタは写真からソレがわかる。行った場所の写真などがあれば住んでいる場所もだいたい分かる。私は自分からコメントすることはまずないが、もらったコメントにはスパム以外返信するようにしている。というわけでその人とはなんどかやり取りしたあとお互いをフォローしたのだった。

なんだインスタ、思ったより悪くないじゃん、というのが今の感想だ。リア充が自分の生活の充実っぷりをアッピルするためだけのサービスかと思っていたが、趣味でつながるという点では実はかなりお手軽なのかもしれない。食わず嫌いせずにいろんなサービスは使ってみるものだなぁと思った海の日であった。寝てたけど。