ペン一本と、メモ帳

好きなものを好きなだけ

我が家にGoogle Home miniが来た

職場の人が買ってたので、前から気になってたGoogle Home。ヨドバシに行った時に見たら思ったより安かったのと、ポイント貯まってたので買ってしまいました。

ああああああああ
背後から威圧感を与えるリンゴマーク。

うちにはSiriちゃんがいるのでほかのAIアシスタントはいらないぜ!と思っていた。しかしうちのSiriちゃんは英語の練習のため、英語設定にしてある。発音が悪くてHey,Siri!すら認識してもらえない時がある(誰だよ、Siriなんて発音しづらい名前つけたの)。しかもボキャブラリー不足であんまり使い道がない。マジでアラームの設定くらいにしかつかってない。以前は仕事中のBGM代わりにKindle本を音読してもらってリスニング力の向上を図っていたが、聞くのに集中してしまい他の作業が手につかないのでやめた。かわりに今は、ポプテピピックのALL TIME BESTを延々とリピート再生しているという地獄。しかし実際英語のKindle本を音読してもらえるのは結構便利なので暇なときはおすすめです。

我が家はIoT化していないため家電を操ることはできないので、今回はGoogle Home単体で使ってみた内容になります。

ちなみに私はamazonプライム会員なのでAmazon echoと迷ったのですが、Google Home のほうが音声認識の精度が高いというのでそっちにしました。どうせ買い物とか動画はPCでやるのであんまり意味ないと思ったし、話し相手になってくれる方が面白そうだったので。

電源に繋いで起動してみる。最初は音が大きくてビビるが、スマホアプリからサクッと設定は完了した。

できること

色々教えてもらえる

天気やニュースの読み上げ機能は、ベッドでゴロゴロしながら聞くのにちょうどいい。ちなみにGoogle Homeは枕の横に置いた。小さいのでどこにでも置けるというのはメリットだと思う。

音楽再生

spotifyと連携しておけばリクエストに応じた音楽を流してくれる。適当に流して、と言っても時間帯に合わせた雰囲気の曲を流してくれる。
私は寝つきが最悪なので、前はiPhoneで動画を流して、その音を聴きながら寝る努力をしていた。今はGoogle Homeに音楽を流してもらって、それを聞きながら寝ている。「リラックスできる音楽を流して」でもいい感じに選曲してくれる。タイマーもセットできるので寝た後に停止してもらえる。これは便利だとおもう。

もちろんiPhoneでも音楽再生はしてくれるが、Goole Homeはスピーカーなだけあって、iPhoneのスピーカーよりは音質がいい。ということでスピーカーとしての有用性は十分に発揮してくれている。

謎のキャラ、満月博士

次の満月の日を聞いたら、「満月博士と話したい、と言ってください」と言われた。その通りにすると、満月博士とやらがでてくる。「わしは満月博士じゃ。何を知りたいんじゃ?」とか言ってくる。月までの距離とか満月の時期を教えてくれる。が、満月博士の使いどころはイマイチ謎だ。

Ok,Google

SiriちゃんとかコルタナさんとかAlexa殿には名前があるのにOk,Google という起動コマンドはイマイチ味気がない気がする。
しかしHey,Googleでも反応してくれるし、いちいちピコピコ光るのもかわいい。気になるのは、触るといつも熱を持っているところだ。耐久性が心配になってくる。

私は不眠症で夜中に度々目が覚めるのだが、そのときに時間を聞いたり、もう一度寝るために音楽を流してもらったりと、役にたっている。(たまに寝ぼけて「Hey,Siri」と言ってしまう)目覚ましアラームもセットしてみた。今まではiPhoneのアラームを目覚まし時計にしていた。iPhoneの設定はそのままだっため、朝7時にGoogle HomeiPhoneが同時に鳴り響くというかなり効果的な目覚まし効果があった。でもアラームはやっぱり目視で設定できたほうが安心感があるので、iPhoneの設定はこのままにしておくと思う。Google Homeはお昼寝用かな。

基本的に一往復の会話しかできないし、専門用語などについては「お役に立てません。もっと勉強します」という事が多く、まだギークには物足りないかもしれない。このあたりは今後のアップデートに期待といったところか。

とにかく小さくてかわいいし、寂しい一人暮らしの話し相手になってくれるのでしばらくはこれで遊べそうだ。気が向いたらテレビと連携させてみようかな。テレビ自体電源を入れることが少ないので、できるならPCを操作できたら便利そうなんだけども。それは今後Appleスマートスピーカーが出たときにできるようになると信じて待とうと思う。
ともかく、音楽を気分に合わせて再生してくれるのは便利だ。今まではYoutube垂れ流しにしていたけれど、そろそろ飽きてきたし、いちいちPCの前まで移動するのも面倒だったので、ハンズフリーで音楽が再生できるのはかなり便利。ということで、音楽好きな人にはおすすめできる代物である。

ポプテピピック ALL TIME BEST

ポプテピピック ALL TIME BEST

不採用にされた理由が知りたい

たまたまTLに流れてきたこちらのツイートにリプしたんですけど、自分は就活と転職活動中にお祈りメールの理由を教えてもらったことがあります。どちらもエージェントや就職支援会社などを経由して応募したときでした。その経験から考えると、企業側も応募者に直接不採用の理由を言うのは憚られるのではないかという結論に至ります。

ちなみにリンク先のツイートへのリプライにも書きましたが、自分のときは「社風に合わない(要約)」という理由が多かったです。まぁこれは面接のときから「この会社ちょっと無理かも……」と自分でも思っていたのでとくに落ち込むこともなく、「まぁそうだよね、むしろ辞退する手間が省けてラッキー」くらいの気分でした。

その他で直接もしくはハローワーク経由で応募したときは、お祈りメールに理由が書いてなかったので(サイレントお祈りされたことも何度か)、その理由は全くわかりませんでした。ハロワの職員とか面接官に「なんで落とされたと思う?」と聞かれたのですが、そんなん知らんわ。むしろこっちが教えてほしい、と就活していた当時は思っていましたね。今でこそちゃんと仕事があるので昔話として語ることができますが、当時は本当に不採用にされる理由がわからないことが多くてイライラしてました。

私は採用側に回ったことがないので人事の人の気持はわかりません。もしかしたらお祈りの理由を書いて過去にトラブルが合ったとか、暗黙の了解的なルールで「理由は書かない」とかあるのかもしれません。でも、応募側としては不採用の理由を教えてほしいという場合が多いのではないでしょうか。

ということでエージェントを使った場合以外でもお祈りメールに理由はひとことでいいからほしいと思うのです。それで次回の面接に活かせるかもしれないし、必要以上に落胆することもなくなるかもしれないので。

アクション映画好き視点で見た「ピーターラビット」の感想(少々ネタバレあり)

久しぶりに一人映画館を堪能してきました。

Youtubeで予告編を見たときは、かわいい動物のほのぼの映画かと思って全く興味のなかった「ピーターラビット」。なぜ見に行く気になったのかというと、Twitterで「アウトレイジ」とか「プライベート・ライアンを参考にした」「死人が出るホームアローン」「実質トランスフォーマー」などの物騒な単語が並んでいたからです。あれ、これ自分好きなやつじゃね?と思って見に行くことに。これ、かわいいうさぎさん目的で見に行くと失敗するやつですね。自分はアクションとCGが見たかったので結果そこそこ満足でした。

以下ネタバレ含。

主人公一家がマフィア

うさぎのピーター、その妹たちと従兄弟の5匹は、組織的に近所に住むマグレガーさんの畑に入り野菜を盗むという悪行を繰り返していた。見張りを立て、耳を使ったジェスチャーで実行犯であるピーターへ指示を出すというかなり組織的な犯行である。当然作った野菜を盗まれるマグレガーさんも本気でうさぎたちを捕まえにかかるのだが、ある日生活習慣の悪さがたたって心臓発作で死亡する。(ここまで5分くらい)。家主がいなくなった家で畑を荒らしまくり、家の中も好き勝手使ってパーティーをしていたピーターと近所に住んでいる動物たち。そこへマグレガーさんの家を相続した親戚のトーマスがやってくる。

ここでピーターはじめとする動物たちがかなりたちの悪い害獣であることが説明される。「うさぎがかわいいほのぼの映画」とか思って見に行った人は序盤で絶望するのではないだろうか。全然かわいくねぇ。

それにしてもCGでの毛皮のもふもふ感がすごい。動物の擬人化もいい感じで、本来の動物らしさを残しつつ、手は5本指になっていたりと芸がこまかい。顔は本物のうさぎに見えるのに、人間みたいな表情をするのも愛嬌がある。キャプチャしているんだろうけど、表情がすごく自然で関心した。最近のVFXはすげぇな。室内の影も、どこまでがCGでどこが実写なのかわからないくらい自然だったので感動した。

中の人の話その1 トーマス役のドーナル・グリーソン

ドーナル・グリーソンといえばディズニー版スターウォーズのハックス将軍(ハリポタ見てない勢)。ハックス将軍は憎めない悪役という感じでしたが、ピーターラビットのトーマスもそんな感じ。うさぎ視点で見れば敵なんだけど、決して悪いやつではないのです。ちょっと変だけど。

グリーソンは「エクス・マキナ」にも主役で出ていました。あのころからちょっと注目してた。肌めっちゃ白いなー髪キレイだなーとか思いながら。エクス・マキナは同じくスター・ウォーズに出ているオスカー・アイザックも出ているので、エクス・マキナは実質スターウォーズと行っても過言ではない(過激派) 。「最後のジェダイ」で二人が会話するシーンがちょっとだけあるんですけど、エスク・マキナ思い出して笑いそうになりました。エクス・マキナについてはいろいろ言いたいことがあって、おすすめ映画というわけではないのですが、中の人ファンとしては見ておいて損はないかと。

話を戻すと、トーマスはロンドンにある百貨店のおもちゃ売り場で働いている真面目なサラリーマン(だった)。仕事に力を入れすぎて部下に引かれるくらいの熱心さ。トイレの水を飲もうとしていたのは笑った。しかし、仕事のできないアホな同期がコネで自分より先に昇進してしまい、キレたトーマスは暴れて店を破壊し、謹慎?することになる。このへんでトーマスがキレたら手がつけられないヤバイ行動力を持っていることがわかる。ここのグリーソンの演技力すごかった。ああこの人、真面目だけど変な人やらせたら間違いないんだなと確信した。スターウォーズでもその兆候あったけど。優秀だけどどこか抜けてるイメージになってしまった。

中の人の話その2 デイジー・リドリー

デイジーかわいいよデイジーデイジー・リドリースター・ウォーズのレイ役の子です。かわいい(何度でもいう)。やっぱりこの映画も実質スターウォーズなのでは(過激派)。
彼女はピーター兄妹の三女のカトンテールの声をあててます。ピーターの妹達は三つ子なのですが、長女ぶりたいフロプシー、偉そうな長女が嫌いな次女のモプシー、肉体派で暴力的なカトンテール、という家族構成。カトンテールやべーよ。野菜を武器に雄叫びをあげながらトーマスに挑んでいく姿はアマゾネスのよう。デイジー・リドリーもかなりの演技派なので声だけでも迫力が伝わってきます。かわいい。

メタい要素の数々

動物が服をきているとか(ズボン履いてないのは気にしたらだめだよとか言う)、英語で喋っていることとか(しかも人間に通じる)をさりげなーくネタにしてくるあたりがメタい。ロンドンの名所を自慢するのもイギリスぽくて笑った。

トーマスはかなり重度のブラックベリーアレルギーであるらしい。それを聞いたうさぎたちは「好き嫌いはよくないぞ!」「いや、体質で食べられないのは仕方ない」からの「だから、抗議しないでね(視聴者に向かって)」というメタ発言。こういうのOKなんだ…。いや、最近はそういうの厳しいからなにもフォローがないといろいろと面倒なことになるのは理解できるのだが、まさかこの映画でそう言う演出があるとは予想外だった。おもしろかったけど、好き嫌いは分かれるだろうなぁと思った。

あと、実写とCGだけかと思っていたのですが、原作風のアニメーションパートがあったのもよかったです。自分はとくに原作に思い入れがあるというわけではないけれど、見たことはあるレベル。あのアニメーションだけで映画つくるのもアリなのでは?と思ってしまった。

アクション

うさぎが主役なのでアクションはほぼCGなんですが、とても爽快で見ていて気分がいい。トランスフォーマーを見ているときと同じような気分。「実質トランスフォーマー」というあのTwitterコメントは間違いなかった。そしてそのCG相手に(実質)一人で格闘するドーナル・グリーソンもといトーマス。すげーよグリーソン。うさぎと人間が本気で殴りあうというシュール極まりない光景をコミカルに演じる彼の演技力に会場からは何度か笑い声があがっていました。隣の席はおばあちゃん三人組だったのですが、トーマスがひどい目にあうたびに「あらー」「まぁ」なんて口にしていたのが和んだ。そういえば客層は年配の方が多くてマナーが良かったので気分良く映画が見れました。
暴力的とは言われつつも、流血沙汰になることもないのでお子様連れでも安心してみることができます。「死人の出るホームアローン」というよりは、「けが人が出ないトランスポーター」みたいな感じですかね。

それにしても「運良く死人がでなかった」だけであって、2回くらい本気で殺しにかかっていたのは笑いました。一回目は電気ショックで心停止からの、たまたま運良く蘇生。二回目はトーマスがアナフィラキシー対策にアドレナリン注射を常備していて助かっただけなので。

字幕版見たんですが、トーマスにぶつけていたブラックベリーがなくなった時にピーターが「No, ammo!」って言ってて草生えた。軍隊もので弾切れしたときによく言うセリフです。ここは戦場かな。まぁ実際に爆薬も飛び交っていたのであながち場違いでもないセリフなのかもしれない。このあたりがおそらく「プライベート・ライアンを参考に」して作ったところなんでしょう。

不満

スタッフロールの後に、一般の人から募集したペットのうさぎの写真が流れるのですが、正直、いらない。なんだか結婚式で付き合ってから結婚するまでの二人の歴史動画を見せられているような微妙な気分。かわいいんだけど…幸せなのはわかるんだけど、映画館でそれやる?みたいな。結局飼い主の自己満足じゃねぇか。いや、うさぎかわいいのはわかるよ?自慢したいのもわかるよ?でも映画館でやる必要性が全く感じられなくてもやもやした。インスタでやってくれ。

まとめ

以上です。