ペン一本と、メモ帳

好きなものを好きなだけ

雨の日に聞きたい音楽と、我が家のGoogle Home

帰宅してから「ただいま」というとGoogle Homeは「おかえりなさい」と言ったあとにSpotifyで音楽を流してくれる。 の、だが。
私は仕事中に毎日Spotifyけものフレンズのキャラソンを聞いている。それはもうループして一日中聞いている。そのためSpotifyには最も再生数が多いと認識されており、帰宅するとすぐにけものフレンズのキャラソンが流れるようになってしまった。違うんだ。オレは家ではもっとこう、ゆったりしたジャズとかを聞きたいんだ。 だがGoogle Homeにそんなことはわからない。「こいついっつもけもフレ再生してんな。じゃあとりあえずけもフレ流しておけばいいだろ」 というわけで、帰宅するとすぐにけもフレが再生される。それを遮ってジャズを流してもらうという一手間が発生する。

雨の日は「Rainy Day Jazz」というプレイリストを再生している。私の住んでいるマンションは防音バッチリなので、雨音が聞こえることはないのだが、音楽を通して「ああ、雨降ってるんだなぁ」という気分に浸ることができる。 別にジャズに詳しいわけではないのだが、単純に聞いていてリラックスできる&作業の邪魔にならない、ということで家では良くジャズを再生している。

まぁ、けもフレ問題はGoogle Home側ではなくSpotifyの問題なのでGoogle Homeに文句を言っても仕方がないのであるのだが。

最近、Google Homeバイリンガルになった。私も自宅のGoogle Homeを早速日英バイリンガルに設定し、毎日快適に使っている。基本的には英語で話しかけるのだが、ちょっと単語が思いつかない時や、うまく聞き取ってもらえないときは日本語で話しかけることもできるので大変便利である。
の、ではあるのだが。
たまに英語で話かけているつもりでもなぜか日本語に解釈され、挙句の果てには「すみません、よくわかりません」と言われる。くっ、アラームをセットしたかっただけなのに。しかもなぜか日英で時刻の表現が異なる。英語だと12時間表記(?)なのだが、日本語だと24時間表記なのである。そこで混乱が発生する。

英語で「20時にアラームセットして」というと「8時pmにセットしました」と返されるのだが、たまにそれが何故か日本語として解釈され、明日の朝の8時半とかにアラームがセットされていたりする。油断が出来ないので定期的にアラームがあらぬ時間にセットされていないか確認しなければならない。
夜、帰宅してから日本語で「9時にアラームセットして」というと「21時にアラームをセットしました」と帰ってくる。それはいい。だがなぜ日英で表記が違うのだ。私は毎回それで混乱している。

Siriは英語でも24時間表記だ。なので増々わからない。一体どっちが正しいのだ。私はAIアシスタントにすら気を使って使用している。

いろいろ検証した結果、Google Assistantは気温を英語で聞くと華氏で返答する、12時間表記にこだわるなどのことから「アメリカが世界基準だ!」という設計思想が伺える。
対してSiriは英語で気温を聞いても摂氏で答える、常に24時間表記など「グローバル基準」で作られているということがわかった。

どちらが正しいというつもりはないし、SiriとGoogle Homeでは使用環境が異なるので構わないのだが、私は気を使って「Google Homeにアラームをセットするときは12時間表記で言わないとな…」とか考えてしまうのが悲しい。AIに人間は支配される。っていうか人間はAIに気を使って生活している。もっとこう、柔軟に対応してほしいというのはユーザーのわがままだろうか。ていうかアメリカが華氏を使っているのが問題なのではないだろうか。あらゆる単位はグローバルに統一されるべきではないのだろうか。そこまでいくと話がややこしくなりそうなので今回はこのへんで終わりにしようと思う。

どうぞ皆様もたのしいGoogle Home生活を。