ペン一本と、メモ帳

好きなものを好きなだけ

ランドルフのアビエーターサングラスを個人輸入した話

前回の記事でサングラスの購入を検討していることを書いた。自分は偏頭痛持ちなので、頭痛防止のために夏の外出時はサングラスをかけていることが多い。今使っているのは、某若者向けファッションブランドのものなのだが、落としたりなんだりでかなり傷だらけになってしまい、また、若者とは言い難い歳になってきたこともあって買い替えたいと思っていたのである。

前回の記事を書いた後、ネットで調べたりメガネショップで試着したりしてきた。デパートにある高級ファッションブランドから千円サングラスまで。そうして最終的に私が出した結論は「とにかく頑丈なのがいい」ということである。

「頑丈=ミリタリー仕様」というゲーム脳な思考回路によって見つけ出したのが、Randolph Engineeringという会社である。 この会社、社名にengineeringと入っていることからして製造に拘りがあることが分かる。工場で大量生産するのが一般的な現代において、手作業での組み立てにこだわっている。しかもボストンにある自社工場でしか生産していない。純粋なMade in USAにこだわりまくった会社なのである。なにそれかっこいい。

購入までの経緯

Randolph Engineeringという会社がどういう製品を作っているのかとか、会社の歴史とかはググればすぐに出てくるのでここでは詳細は書かない。しかし、頑丈で国内生産にこだわっているメーカーということと、日本でも一部の人たち(たぶんほぼミリオタ(偏見))に人気であるということだけ書いておこう。自分もミリオタに片足の親指だけ突っ込んだような人なので、「軍で使ってるのと同じモデル」というのにちょっとしたロマンを感じるのだ。

ランドルフに関して、日本語の情報はほぼないので英語でググりまくった。わかったのはアビエーターというモデルが一番有名で人気なことと、ジョニー・デップが愛用していること。そうして映画、ワイルド・カードでジェイソン・ステイサムも着けていたことが判明する。最後のワンシーンだけなので映画を見返した。(特定班すごいな)やった!ステイサムとおそろがいい!

この時点で「自分に似合うかどうか」という点は全く考えていなかった。思考はランドルフのアビエーターが欲しい、という一点のみ。自分に似合うサングラスを見つけるんじゃねぇ、オレがサングラスに合わせるんだ。

でも日本で売ってない

一応日本でも一部の眼鏡店で販売しているらしき情報を見かけたのだが、サイトの更新が古い上に詳細な情報が載っていないので今も在庫があるかわからない。amazonでは個人出品者も見かけたのだが、値段が3万円〜とお高め(USの通販サイトを見ると200ドル前後から)。「こんな値段なら個人輸入するわ!」という結論に至った。

でも公式サイトから購入できる

散々amazon.comや怪しげな中華系通販サイトなどを見た後に公式サイトに行ったら普通に買えた。売ってた。海外通販は紛失や偽物を掴まされるリスクが高いので、なるべく信頼できるところから買うのがベターである。その理屈でいくと、公式のショップなら間違いないのである。ちなみに公式サイトではフレームやレンズの色がカスタマイズできる。一瞬、ステイサムが映画で着けていたらしいゴールドメッキのフレームにしようと思ったのだが、結構な金額したので諦めて普通のクロムフレームにした。(貧乏性)

愛国心が強そうな会社なので「国外発送はしないぜ!」とかだったらどうしようと思ったのだが杞憂だった。全世界発送対応だった。ちなみに日本への送料は驚きの86ドル。86ドル…?何度か見直した。いやでもここで送料をケチって怪しげな業者から購入したら、届かないとか破損したりとか紛失などのリスクが高いのは承知の上である。しかし数日迷った。カスタマイズで一番安いのですら200ドル超え。もうすでに高級サングラスの部類である。そこから更に送料と関税で一万円近くかかるの?いっそ10本くらい購入して転売したら元が取れるのでは?とまで考えたが、元手と発送の手間とリスクを考えたら大変そうだったのでやめた。

届きました

f:id:nil-fell:20190605184441j:plain f:id:nil-fell:20190605184446j:plain 写真の角度と向きがおかしいのは、自分が写り込まないように変な体勢で撮ったからです。

注文当日(アメリカ時間)に発送され、5日後には自宅に届きました。早い、DHL(国際宅配業者)早い。ちなみに関税についてですが、佐川が届けに来て、着払いで支払いました。関税700円、日本の消費税1100円、立替え手数料1080円。…なるほど、DHLが関税を立替えてくれてたから届くのが早いのね。
しかし手数料1000円て、良い商売だなぁDHL!でも早いから許すよ!これで傷だらけのサングラスをかけ続ける恥ずかしさから開放されたのでね!

結局、トータルで3.5万円ほどかかりました。公式から購入するのが正解だったのか、未だにわからない。でも一つだけ言えることは、次はフレームとレンズの色が違うやつを買おうと思っているということです。

本体の使用感とかについては、気が向いたら書くかもしれないし書かないかもしれません。

↓一応、ランドルフの公式サイトへのリンク。英語しかないですが、サングラスの選び方やファッションの合わせ方、偏光レンズについてなど詳しく書かれていて大変参考になりました。

www.randolphusa.com