ペン一本と、メモ帳

好きなものを好きなだけ

どこに行っても変な人に遭遇する現象

1月。
新しい職場になって、追い立てられるように仕事をしていた。早く成果を出して認められなければ、と思っていた。 が、1月も終わりになって風邪を引いた。インフルでないと言い切れる。熱はないし、症状は喉が痛いだけである。あとものすごく眠い。…これは風邪とは別のものが原因かもしれない。 ともかく、このままでは仕事に支障が出るし周りの人にも迷惑である、ということでおとなしく自宅で仕事をすることにした。リモート勤務可能な職場だったのはありがたい。

前置きはこの辺にして本題に入ろう。

今の職場、前の職場、その前にいた会社。どこに行ってもだいたいやべーやつに遭遇するのである。しかも上司とか同僚とか割と近しいポジションでやべーやつは現れる。 「にる氏って変な人にからまれるの多いよねー」 と友人には言われる。実際そうなのかもしれない。

前職でのやべーやつは社長であった。明らかに大人の発達障害である症状を表しつつも、本人は全く自覚がなく、周りを巻き込んで平気な顔をしている人であった。

現職のやべーやつは同僚である。入社して一ヶ月もたたないうちに私は勝手に同僚をアスペ認定した。

こいつは距離感がつかめない。そして説明能力が著しく低い。入社直後に仕事の内容を色々と教えてもらったのだが、何を言いたいのか全然わからない。とりあえずうなずいておいて最後まで聞けば、ようやく言いたいことがわかる、そんなレベル。周りの人はそれなりに経験があるか、頭がいい人なので同僚のわかりにくい説明も「つまりはこういうことだよね?」と要約して理解できているからなんとかなっているレベル。 しかも問題なのが、本人が「自分は天才で、周りの人間は全員バカである」と思い込んでいることである。いや、確かに天才肌だと思う。仕事に関しては任せても問題ないと思う。しかし人との距離感のつかめなさ、国語能力の低さによって色々と台無しになっている。それを本人は「周りが馬鹿なせい」と思っているのが問題なのである。

あぁ、これからこいつと一緒に仕事をしていくわけなのだが、一体どうすればいいのだろう。入社してすぐに悩みのタネが増えた。 職場環境は前よりいいし、仕事内容も申し分ないのだが、変な人が近くにいるという運命からは逃れられないのかもしれない。

できることなら山奥とか島とか人のいない場所で誰ともかかわらず暮らしたい。しかし、現代文明の恩恵を受けまくっている自分がそういう場所でサバイブできるとは思えないし、やっぱどっかで妥協して生きるしかないのかもしれない。