ペン一本と、メモ帳

好きなものを好きなだけ

カジュアル面談を使って転職活動をする

今週は今までの人生の中で一番忙しい一週間だったのではないかと思う。原因は前の記事

nil-fell.hatenablog.com

にも書いたとおり、転職活動を始めたことである。

とあるSNSで求職していることを書いたら思った以上に多くの企業の方から面談の申し入れを受けたのである。「次の会社はじっくりと納得のいくところを選びたい」と思っている自分はとりあえず申し入れのあった会社の面談を片っ端から受けることにした。結果、一週間で5件の面談を受けてきた。

なんていうか、自分は所謂陰キャで、ネットを通じて知らない人と会うということを今まで全くしてこなかったのに、今ここにきて転職の必要性に迫られ、カジュアル面談をしまくっている。

カジュアル面談って何?な人に簡単に説明すると、本格的に選考を受ける前に会社を訪問して、仕事内容とか会社の雰囲気とかを見てくるというものである。GreenとかWantedlyなどの転職サービスを使うとカジュアル面談を受け入れている企業が多く見つかるかと思う。いきなり全然知らない会社に履歴書を送って面接、というパターンだと面接のときしか会社の雰囲気を見ることができないが、カジュアル面談を使えば応募する前に雰囲気を見てから応募するかどうか決める事ができるので安心して応募ができる。その分手間は増えるけども、より納得のいく会社が見つけやすくなる仕組みだと思う。デメリットはイケてるIT系企業くらいしかカジュアル面談システムを取り入れていないということか。その他の職種の方がどうやって転職しているのか、自分は知らないので書くことができない。

まぁとにかく、そういうものを通じてほぼ毎日、知らない場所に行って知らない人と1時間ほどの話を聞くのは、はっきりといって自分にはものすごいストレスであった。でもなんとか乗り切ったことをここに報告したい。偉くない?オレ。

しかも来週も3件の面談が待ち受けている。つらい。が、まぁ本番面接じゃないし、ということを言い訳にしてなんとか気楽に行こうと思っている。せっかくスキルがマッチしそうな会社がいくつか見つかったので、これを期にいろいろ見てみるのは悪くないと思うのだ。疲れるけど。

あまりの怒涛の一週間だったので疲れてしまい、土曜日は一日中寝ていた。半日はガチで寝ていたし、それ以外の時間はベッドに横になってスマホをいじるという怠惰な一日を過ごした。おかげでなんとか本来のペースを取り戻せた感じがあるので、こうして経緯を記録している。

転職って、人生におけるイベントの中でも結構なストレスになるものだと思うのだが、まさか転職して一年も経たずにまた転職活動をすることになるとは、去年の自分は思ってなかっただろう。悲しことに、一年前に転職活動をしていた自分が何を考えていたのか、ブログに記録しておかなかったのでわからない。たしか、一刻も早く次の会社を決めたいと思っていたような気がする。

今回はその反省を生かしてこうして転職の経緯を書いておくことにしたので、これから転職活動を検討している誰かの参考になればいいなと思っている。何にせよ、記録って大事だよね。

忙しいおかげで適応障害の症状も収まりつつある。収まってるのか、一時的なブーストによって忘れているだけなのかわからないが、なんとか面談では緊張せずに話をすることができる程度にはなっている。あ、でも面談前になんどかあまりの緊張によって、頓服薬として出されていたデパスを飲んでから面接に挑んだことも報告しておきたい。デパスなんてラムネじゃん?効果ないじゃん?と思っていたのだが、面談前に飲む事によってかなり気が楽になった気がする…プラシーボかもしれないけど…でも持っててよかったデパス

面談はともかく、会社にいるとき苦手な上司が近づいてくると心臓がドキドキするのだ。あ、この感覚知ってる。適応障害を発症した会社で仕事をしていたときと同じ感覚だ。問題は例の上司なのだ。あいつさえいなければ自分はまだ今の会社に留まって、のほほんと開発をしていたに違いないのに……。そんな個人的恨みをここに書いてもなんの意味もないのだが、とりあえず記録として思っていることを全部書いておく。

5件のカジュアル面談を終えてわかったことは、世の中にはエンジニアのことを考えていて、エンジニアが仕事をしやすい環境を作ろうと努力している会社が沢山あるということだ。それなのになぜ自分は2社連続でハズレを引いてしまったのか…自分の運の悪さを嘆くしかない。

あまりに運がないと思ったのでこの前、神社に行って神頼みをしてきた。都内でも勝負運のご利益があるという由緒ある神社である。いい会社が見つかりますように…。この運の悪さを解決するためなら神にでも何にでも頼ってやろうと思う。

でも、SNSで転職活動しようと思える程度には自分のスキルに自信が持てるようになったのは今の会社に入ったおかげでもある。今まで在籍していた2社は、必ずしもいい環境とは言えなかったけれども、その経験は無駄ではなかったのかなと思う。

とくに前職は悪名高いSESで、しかもその会社に6年ほどいたのだけれど、おかげでいろんな会社を見ることができたし、経験も積むことができた。なので自分はSESが必ずしも悪いとは思っていない。特にスキルの少ない新人のうちは悪くないと思うのだ。それも運とかタイミングとかはあると思うけれども。ただし、ずっとその環境にいるのはキャリア的にももったいないと思うので、エンジニアの諸君にはタイミングを見計らって転職をおすすめしたい。

最近、このブログに検索から転職関連の記事へのアクセスが多いのだ。みんな転職しているタイミングなのだろうか?一人でも多くの人がより良い仕事環境が見つかることを祈って、そして自分もいい会社への就職が決まることを祈ってこの記事を書いている。

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