ペン一本と、メモ帳

好きなものを好きなだけ

抑うつと興味の喪失について

考えをまとめるために書いておく。

前回の記事にも少し書いたけれど、この前、好きな歌手のデビュー10周年のライブに行った。

nil-fell.hatenablog.com

ライブ自体はとても素晴らしいものだったと思うのだけれど、自分がそれをみて何の感動も覚えなかったことに虚しさを感じた。そして、一緒に行った友人に不信感を与えないために、精一杯楽しんでいるふりをしていた自分にも虚しさを感じた。自分は一体何をやっているんだろうと他人事のように思っていた。

ライブが終わって帰宅するときも、余韻とかそういうのもは何もなくただ「長くて疲れたな」くらいの感覚だった。それでも同行してくれた友人に気を使って感想を述べたりはしていた。そこでも虚無感を感じた。

以前のライブではそんなことはなかった。始まる前はワクワクしていたし、あこがれの歌手が目の前にいるということに感動を覚えて歓声や拍手を送っていた。終わった後も何時間も余韻に浸って、ツイッターに感想を投稿したりする程度には活動的だった。

これが適応障害の後遺症なのか、抗うつ剤の効果なのか分からないので困っている。それとも、自分の性格が変わったのだろうか?

彼女たちの音楽が今でも好きなことには変わりはない。ただ、前ほどのめり込まなくなったというか、興味が薄れてきたのは感じる。音楽だけではなく、ゲームとかカメラとか、今まで好きだった趣味に対しても以前ほどの強い興味はなくなった感じがある。

次に病院に行ったときに相談してみようかと思ったこともあるけど、今までは身体的な症状以外話したことがなくて、気分的な症状に関して話をするのに何故か抵抗がある。うつで通院している人とかは気分の問題とかで相談している人もいるだろうから気にしないほうがいいんだろうか。いまだに迷っていて、明確な判断がつかないので、とりあえず文章化してからあとで読んで考えることにしようと思う。