ペン一本と、メモ帳

好きなものを好きなだけ

愛らしい ICF-51 と共にラジオ生活はじめました

まさかこの歳になって、というかこのデジタル全盛期の時代に、2000円もしないラジオを買っただけでこんなにワクワクするとは…

ラジオを買いました。 webラジオでいいじゃんと言われそうですが、とあるゾンビゲーをやっていたらどうしても欲しくなったのです。ゾンビとラジオの関連について簡単に説明すると、ゾンビの発生によって封鎖された街で生き残っている人たちがラジオで連絡を取り合っていたからです。それだけです。単純なラジオ電波は災害時に重宝しますよねってことで。

買ったのはこれ。

SONY FM/AMハンディーポータブルラジオ ホワイト ICF-51/W

SONY FM/AMハンディーポータブルラジオ ホワイト ICF-51/W

白と赤の2色あります。音質は比較対象が無いのでなんとも言い難いですが、悪くは無いです。スピーカーの音量は十分です。
選んだ理由は安い、小さい、機能が最低限、アナログチューニングなところです。

安い

結構値段が変動しているようですが、自分が購入した時は1,900円くらいでした。

小さい

f:id:nil-fell:20150523115854j:plain 机の上がごちゃごちゃしていますがご容赦ください。
片手に収まるくらいのサイズでとても小さいし、軽いです。かわいいです。ストラップを通す穴が付いているので持ち運びにも便利ですね。

機能が最低限

電源ON, OFF、音量、FM,AMのチューニングくらいしかできることがありません。 タイマーや録音機能なんてものはもちろん付いてません。一応、選曲に便利な同調ランプが付いてます。これで視覚的にチューニングができるというわけですね。 f:id:nil-fell:20150523115807j:plain 周波数が合うと右上の赤いランプが点きます。

機能が少ないところの何がいいかと言うと、電池の持ちが段違いに良いです。
単四二本で、休みの日はほぼ1日中。平日は朝起きてから出勤まで、帰宅してから寝るまでの間ずっとつけていましたが2週間以上持ちました。
普段からスマホのバッテリー残量を常に気にしているような生活をしていると、この電池持ちの良さは驚きです。これも、余計な待機電力などが無い故ですね。

アナログチューニング

もう少し高性能なラジオだと選局ボタン一つで最適な局に合わせてくれるわけですが、アナログチューニングはザリザリするノイズをかき分け聞き分け、ダイアルを微調整しないといけません。まぁ、普通に考えて面倒くさいです。しかし、どうせラジオを買うならアナログチューニングのものをと思いました。

なんとなく、中学生の頃に学校の課題で作ったラジオを思い出します。どちらかというとラジオつき時計でしたが。
実家はかなりの山奥でラジオの電波もろくに入らなかったのですが、その自作ラジオで音質の悪い深夜の音楽番組を聴きながら、好きなアーティストの曲が流れるのをワクワクしながら聞いていたあの頃を思い出します。ちょっとノスタルジー。

イヤホンジャックも付いていますが私は基本スピーカーで、作業中や寝る前に聞いています。
結構いろんな番組があって面白いです。
お気に入りはAMのAFNです。日本にいる米軍関係者向けの放送だと後に知ったのですが、洋楽がずっと流れているのがいいです。たまに謎の日本語講座とか飲酒運転注意などのCM(?)が流れます。英語スキルなくて全部聞き取れないのが残念であります。

ラジオを購入後の思わぬ利点として、寝る前のPCスマホの利用が減りました。
今まではよく無いと知りつつも、寝る直前までPCで作業したりゲーム実況を流し見していたのですが、ラジオを聞くようになってからはPCの電源を落とすのが早くなりました。
最近は寝るまでの時間を、ラジオで音楽を聞きながら読書をして過ごしています。なんと健康的な生活だろうか!

PCやスマホ三昧の生活をしているにも拘らずーーもしくはだからこそ、たまにどうしてもアナログなものに惹かれるのかなと、自分で考察しております。
災害用と言わず、普段の生活にもあると落ち着くかもしれないラジオの話でした。

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