ペン一本と、メモ帳

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「宝石の国」単行本を買ったから感想書く

宝石の国の単行本を購入しました

久しぶりに漫画買いました。 単行本発売記念にアニメPVが作られていて、たまたまそれを目にして興味をそそられたので買ってしまいました。

体が宝石でできている人たちの話で、彼らを装飾品にしようと襲ってくる月人たちと戦う、というストーリーです。
手や足が割れてもつっくければ元に戻る、不死身な未来人です。
主人公はフォスフォフィライトという、特にやわらかい性質な石の為、よく割れます。 
体の脆さと対照的にとてもポジティブな性格。それがまたかわいい。
しかし不器用で何もできないため、他の宝石たちからはあまりよく思われていない。
そんな主人公が、嫌われ者のシンシャとどういう関係になっていくのかがこの作品の見どころだと思います。

鉱石が好きなので割と種類は知っているつもりだったのですが、宝石の国の主人公でもあるフォスフォフィライトは知りませんでした。 かなりレアな石だそうです。 写真を探したら、薄い緑色をしていました(宝石の国では薄荷色と表現してあります)。

話はそれますが、緑色で割れやすい石といえば個人的にフローライトが思い浮かびます。 僕が一番好きな石でもあります。 最も、フローライトは緑だけでなく紫や青などもあってレインボーな石ですが、なぜか緑色の印象が強いです。 フォスフォフィライトよりも若干硬度は高いですが、一般的に装飾につかわれる石の中ではやわらかいほうなのでブレスレットなんかには向きませんが(落として欠けたことがある)、飾っておく用になら割と安価で手に入りやすいと思います。

話を戻して、僕が宝石の国を読んで一番好きなキャラは、今の時点でダイヤモンドですね。 誰にでも優しく、口調や仕草が女の子らしくて可愛いらしいけど、彼らは不死身なのでおそらく性別はないのでしょう。体格もみんなほぼ一緒だし。 で、ダイヤですが、もちろん宝石たちの中で最も硬い存在です。しかしそれ故にコンプレックスも持っていて、悩み多き好感の持てるキャラでした。

世界にたった28人しかいないという、孤独で排他的な美しい世界観に、読んでいてとても引き込まれました。鉱物好きの方にもおすすめですw
雑誌は買わない主義(捨てるのがめんどくさい)なので単行本待ちですが、早くも続きが気になります…。

宝石の国(1) (アフタヌーンKC)

宝石の国(1) (アフタヌーンKC)