ペン一本と、メモ帳

好きなものを好きなだけ

進むのも止まるのも

久しぶりにストレスによる体の不調が現れてきた。 主な症状は倦怠感と不眠症と原因不明の吐き気である。

ここしばらく、転職活動で忙しかったのだが、その反動が来た気がする。先週だけで7社を訪問して面談を受けてきたのだが、これが結構ストレスになったのではないかと思う。

というのも、自分はそもそも人と会うのがストレスなのだ。世の中には知らない人との出会いを生きがいにしているような者がいる一方で、自分のような根暗人間には人と話すのはストレスになる。知らない人だとさらにしんどい。しかも対企業なので下手な態度を取るわけにはいかない。なのでなるべく「印象のいい人」の仮面を被っていくのだが、これが結構MPを消耗する。回復するには寝るしかないのだが、休日も色々やることが多くて参ってしまった。

というわけで一週間に7件の面談をしたあと、以前のように体が重いなーと思っていた。最近は薬の効果か気の持ちようなのかわからないがあまり感じていなかったが、やっぱり疲れていたのかもしれない。ストレス解消策として旧友を誘って飲みに行ったりしてみた。飲んでいる間は確かに楽しかったのだが、その翌日に新たな問題が発覚した。

選考を受けている企業から届いている書類がミスっていることに気がついたのである。なんかもう、ここで色々吹っ切れた。めんどくさい。そもそもそんなに志望度の高くない企業であったのでどうでよくなってきた。この書類がミスっているまま送信したらおそらく不採用になるだろうし、それでもいいかな、という気がしてきた。それとも丁寧に「間違えていますよ」と教えるべきだろうか。いや、なんかめんどくさい。それほど志望度が高くない企業に対してそんな労力を使うくらいならちゃんと受けたい企業の選考に備えておきたい。でも社会人としてはちゃんと指摘するべきだろうか。

そんなしょーもないことで葛藤しつつ、またストレスをためて体調を悪くしているのである。うーん…あとで人生の先輩にでも相談してみようか。幸いなことにこの手の問題に強そうな知り合いは何人かいるので、どうしたらいいか後で聞いてみようと思った次第である。

ていうか、転職活動ってこんなに忙しいものだっただろうか。前回がどうだったか全く覚えていない。しかし転職しないという判断はできない。今の会社に残るのは、転職する以上にめんどくさいことになるからだ。やってらんねー。

というわけで久しぶりにFPSをして暴言を撒き散らしてちょっとはスッキリしたのだが、肝心の問題が片付いていないので心労は募る一方である。ゲームも場合によってはストレスになるのである。序盤で大した装備もなく、マップも把握仕切っていない状態だとやられる一方だからだ。つらい。

ということを考えながら土日を過ごしていたら不眠症が再発した。睡眠薬飲んでるのに…。寝付くまでに2時間くらいかかるし、朝の4時には目が覚めるし、起きても眠い。今日も一日、だるいまま仕事をしなくてはならない。仕方がないのでちょっと早起きしてブログを書いている。

ブログを書いていることを知り合いに教えてから、たまに実際会ったとき「このまえ○○について書いてたやつさ〜」とか言われる事があるのだが、自分はアウトプットした時点でほとんど内容を忘れてしまうので、○○のことと言われてもとっさに思い出す事ができない。というか嫌なことを忘れるために書いている節もある。Twitterもまた然り。なのでもしリアルに私と会った場合、こことかあれとかに書いてることについて忘れていてもなんか気にしないでほしい。

人間の記憶力には限界があって、書くことで忘れようとしているのである。そう、上記の企業の書類ミスの件のように…ああどうしようアレ。

カジュアル面談を使って転職活動をする

今週は今までの人生の中で一番忙しい一週間だったのではないかと思う。原因は前の記事

nil-fell.hatenablog.com

にも書いたとおり、転職活動を始めたことである。

とあるSNSで求職していることを書いたら思った以上に多くの企業の方から面談の申し入れを受けたのである。「次の会社はじっくりと納得のいくところを選びたい」と思っている自分はとりあえず申し入れのあった会社の面談を片っ端から受けることにした。結果、一週間で5件の面談を受けてきた。

なんていうか、自分は所謂陰キャで、ネットを通じて知らない人と会うということを今まで全くしてこなかったのに、今ここにきて転職の必要性に迫られ、カジュアル面談をしまくっている。

カジュアル面談って何?な人に簡単に説明すると、本格的に選考を受ける前に会社を訪問して、仕事内容とか会社の雰囲気とかを見てくるというものである。GreenとかWantedlyなどの転職サービスを使うとカジュアル面談を受け入れている企業が多く見つかるかと思う。いきなり全然知らない会社に履歴書を送って面接、というパターンだと面接のときしか会社の雰囲気を見ることができないが、カジュアル面談を使えば応募する前に雰囲気を見てから応募するかどうか決める事ができるので安心して応募ができる。その分手間は増えるけども、より納得のいく会社が見つけやすくなる仕組みだと思う。デメリットはイケてるIT系企業くらいしかカジュアル面談システムを取り入れていないということか。その他の職種の方がどうやって転職しているのか、自分は知らないので書くことができない。

まぁとにかく、そういうものを通じてほぼ毎日、知らない場所に行って知らない人と1時間ほどの話を聞くのは、はっきりといって自分にはものすごいストレスであった。でもなんとか乗り切ったことをここに報告したい。偉くない?オレ。

しかも来週も3件の面談が待ち受けている。つらい。が、まぁ本番面接じゃないし、ということを言い訳にしてなんとか気楽に行こうと思っている。せっかくスキルがマッチしそうな会社がいくつか見つかったので、これを期にいろいろ見てみるのは悪くないと思うのだ。疲れるけど。

あまりの怒涛の一週間だったので疲れてしまい、土曜日は一日中寝ていた。半日はガチで寝ていたし、それ以外の時間はベッドに横になってスマホをいじるという怠惰な一日を過ごした。おかげでなんとか本来のペースを取り戻せた感じがあるので、こうして経緯を記録している。

転職って、人生におけるイベントの中でも結構なストレスになるものだと思うのだが、まさか転職して一年も経たずにまた転職活動をすることになるとは、去年の自分は思ってなかっただろう。悲しことに、一年前に転職活動をしていた自分が何を考えていたのか、ブログに記録しておかなかったのでわからない。たしか、一刻も早く次の会社を決めたいと思っていたような気がする。

今回はその反省を生かしてこうして転職の経緯を書いておくことにしたので、これから転職活動を検討している誰かの参考になればいいなと思っている。何にせよ、記録って大事だよね。

忙しいおかげで適応障害の症状も収まりつつある。収まってるのか、一時的なブーストによって忘れているだけなのかわからないが、なんとか面談では緊張せずに話をすることができる程度にはなっている。あ、でも面談前になんどかあまりの緊張によって、頓服薬として出されていたデパスを飲んでから面接に挑んだことも報告しておきたい。デパスなんてラムネじゃん?効果ないじゃん?と思っていたのだが、面談前に飲む事によってかなり気が楽になった気がする…プラシーボかもしれないけど…でも持っててよかったデパス

面談はともかく、会社にいるとき苦手な上司が近づいてくると心臓がドキドキするのだ。あ、この感覚知ってる。適応障害を発症した会社で仕事をしていたときと同じ感覚だ。問題は例の上司なのだ。あいつさえいなければ自分はまだ今の会社に留まって、のほほんと開発をしていたに違いないのに……。そんな個人的恨みをここに書いてもなんの意味もないのだが、とりあえず記録として思っていることを全部書いておく。

5件のカジュアル面談を終えてわかったことは、世の中にはエンジニアのことを考えていて、エンジニアが仕事をしやすい環境を作ろうと努力している会社が沢山あるということだ。それなのになぜ自分は2社連続でハズレを引いてしまったのか…自分の運の悪さを嘆くしかない。

あまりに運がないと思ったのでこの前、神社に行って神頼みをしてきた。都内でも勝負運のご利益があるという由緒ある神社である。いい会社が見つかりますように…。この運の悪さを解決するためなら神にでも何にでも頼ってやろうと思う。

でも、SNSで転職活動しようと思える程度には自分のスキルに自信が持てるようになったのは今の会社に入ったおかげでもある。今まで在籍していた2社は、必ずしもいい環境とは言えなかったけれども、その経験は無駄ではなかったのかなと思う。

とくに前職は悪名高いSESで、しかもその会社に6年ほどいたのだけれど、おかげでいろんな会社を見ることができたし、経験も積むことができた。なので自分はSESが必ずしも悪いとは思っていない。特にスキルの少ない新人のうちは悪くないと思うのだ。それも運とかタイミングとかはあると思うけれども。ただし、ずっとその環境にいるのはキャリア的にももったいないと思うので、エンジニアの諸君にはタイミングを見計らって転職をおすすめしたい。

最近、このブログに検索から転職関連の記事へのアクセスが多いのだ。みんな転職しているタイミングなのだろうか?一人でも多くの人がより良い仕事環境が見つかることを祈って、そして自分もいい会社への就職が決まることを祈ってこの記事を書いている。

1週間で面接に自信がつく本

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iPhoneはどこで買うのが一番いいのか?

先日、やっとのことiPhoneXsを入手することができた。Xsは動作がなにもかも早くて触っていてとても楽しい。今回はAppleStoreで買ったのだが、購入体験も楽しかった。こういうすばらしいUXを提供できるのもAppleだからなんだろうなと思った。

iPhoneを購入するのは3回目だが、それぞれ
1台目 → ヨドバシ
2台目 → auショップ
3台目 → AppleStore
という買い方をしている。なぜかというと、まぁ職場の都合だったりいろいろあったからだ。で、結局どこで買うのが良いのかと言うと

  • 一括で買いたい人はヨドバシなどの家電量販店。ポイントが貯まるから
  • 分割でもいい、SIMフリーがいい、またはキャリアプランがわかってる人はAppleStore
  • プラン変えたいけどよくわからん、または近くにAppleStoreがない人の最終手段がキャリアショップ

という具合になると思う。

今回自分は最初、auショップで発売前に予約していた。なぜならAppleStoreよりも下取り価格が高かったからだ。しかし、その欲が裏目に出て失敗することになる。

auの予約システムは

  • いつ入荷するか直前までわからない。入荷連絡は電話がかかってくる。
  • 入荷してから3日間しか取り置きできない(3日経つと他の客にまわされる)
  • 受付は18時まで。

という具合だった。平日は20時まで予定が入っている自分には、「月曜に入荷予定です」の連絡がきたときに絶対取りにいけない状況だった。

まぁそんなわけで、頭にきてauの予約はキャンセルし、AppleStoreに行こうというわけになったのである。
しかし、AppleStoreでの予約もなかなか難易度が高かった。

  • 当日分しか予約できない
  • 朝6時から予約開始で、一瞬で上限数に達する(とくにキャリアiPhoneは手続きに時間がかかるので数が少ない)
  • 自宅から一番近いAppleStoreは人気すぎて一瞬で予約が埋まる

というわけで3回ほどいろいろ試みたところ、自宅からは少し遠いストアだが、仕事が終わったあとに行ける時間の予約を取ることができた。

AppleStore超楽しい

AppleStoreは何度か行ったことがあるのだが、iPhoneを購入するのは初めてだった。まず、「予約したんですけど」というとすぐに店の奥に通される。この時点でVIP感があふれる。店内は多種多様な人種が入り混じり、3カ国語以上が平気で飛び交っている。この多様性の縮図のような店内は他ではあまり見たことがない。スタッフも、ピアス、緑色の髪、短パンなど自由な服装。そしておしゃれな製品の数々。店内の巨大なスクリーンではiPadを使ったイベントをやっていた。

それらをぼーっと見ていたら、スタッフのにいちゃんがきてキャリア機種変更用の端末を使って手続きしてくれた。このにいちゃんがまた面白かった。

  • iPhoneXsが運ばれてきたときの反応
    「いいなーXs!ぼくまだ8なんですよー」支給とかはないのね。

  • iPhoneXs開封の儀
    「ではここからはお客様の手でどうぞ!ボックス〜オープン!! わぁ〜(゚∀゚)(うれしそう)。ぼく、Xsのボックスオープンに立ち会うの初めてなんです!」なんだこのイベントは。

  • iPhoneXsに電源を入れるの儀
    にいちゃん「じゃあ、電源入れちゃってください」
    ぼく「(電源ボタンを長押しする)」
    リンゴマークが出る。
    にいちゃん「やったー!電源入りましたー!」
    と、異様に盛り上げてくれる。

  • iPhoneXsの設定中、利用規約の画面で
    「このへんはザーッと読んだことにしておいて、承認ボタン押しちゃってください。全部読まなくていいですよ。あ、こんなこと言っていいのかな」まぁ読まないけど。

  • 下取り手続き中に個人情報を入力しているとき
    「早い、早いです!いままでで最速です!」と、なぜか異様に褒めてくれる。

  • 全部終わって帰るとき
    「じゃあ、また何かあったら対応するのでここにきてください。このお店潰れない限りはいつでも大丈夫なんで!」不謹慎かよ。

という感じで良いスタッフさんに対応してもらい、大変愉快だった。いやー、AppleStoreおもしろいわ。

だから、結局どこで買うのがいいんだよ?

AppleStoreが行ける範囲にあるなら、ぜひ行ったほうがいい。使い方とかわからなかったら聞けるし、店内に色んな人がいるので見てるだけでも楽しいし、なによりスタッフの対応が良い。これが優れた購入体験というものなのか…と思った。たぶん、それなりの高級ブランド店だったら似たような感じになると思うのだが、そういうお店って敷居が高い。その点、AppleStoreはカバーなどの安いものも売っているので入りやすい。だからこそ多様な人が集まるのか。

予約する前に、下取りの手順などがわからなかったのでAppleのサポートチャットで問い合わせてみたのだが、こちらの対応も大変すばらしいものだった。キーボードで文字が入力できる人は、なにかわからないことがあったらぜひ試して見てほしい。電話よりつながりやすいし、的確に回答してくれる。

というわけで、iPhone買うという話からAppleのUXが素晴らしいという話になってしまったが、無事に私は新しいiPhoneを手にする事ができたので大変満足である。

ちなみにケースはUAGの一番高いやつにした。うーん、ゴツくてかっこいい。 やっぱり高いiPhoneXs。壊したくないので大事にしようと思う。